猫との暮らし

猫の健康診断の頻度と費用はどれくらい?血液検査の際の注意点とは?

顎を床に付けた猫

猫は、見た感じは元気そうでも、体のどこかに病気が潜んでいる可能性があります。
その為、愛猫の健康を守る為には、定期的に健康診断を受ける必要がありますが、その頻度と費用が気になりますよね?

猫は人と違い、健康診断の頻度を加齢に伴って上げていく必要がある事等も含め、20歳を超える長寿猫を飼っていた私の経験を元に、猫好きの方にぜひ知っておいて頂きたい事柄を、この記事にまとめました。

血液検査を受ける時の注意点や、高額になりがちな猫の医療費対策等についてもご案内していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。

猫の健康診断の適切な頻度とは?

5~6歳までの若い猫であれば、健康診断の頻度は年1回を心がけましょう。
視診、触診と聴診器による一般的な診察に加え、血液検査も、いろいろな病気を早期に発見する事に繋がりますので、忘れずに受けるようにしましょう。

猫の健康診断の頻度は猫の年齢によって違ってくる

猫が7歳を超えて壮年期を迎えたら、健康診断は半年に1回が望ましい頻度と言えます。
猫の加齢は、人のおよそ4~5倍のスピードで進むと言われていますから、壮年期なのに年1回では間隔が空き過ぎなのです。

更に11歳を超えるシニア猫になれば年3回が理想とも言われていますが、健康診断は猫によっては大きな負担をかけてしまう場合がありますので、獣医の先生とよく相談して決めると良いでしょう。

参考記事:猫が病院を嫌がるのはなぜ? 猫の通院ストレスを軽減する4つの対策

また、動物病院には、往診してくれるところもあります。
病院が苦手で、しかも高齢の猫にとっては、健康診断で命を縮めてしまいかねないという事も、まじめに考えてあげるべきだと思います。
かかりつけの動物病院と、往診で健康診断をお願いする動物病院は、必ずしも同一である必要はありません。
病院の休日や、平日の診察時間等についても複数の動物病院を調べておいて、猫のストレスを軽減し、緊急時でも慌てないで済むよう、予め準備しておきましょう。

猫の健康診断の費用はどのくらい?

動物病院によって、また、診察する内容によっても、その費用は大きく変わります。
一般的な健康診断であれば、大体1万円前後が目安となりますが、ペットの健康診断には予約が必要となる場合が多いので、予約を入れる時に、健康診断の内容や、予想される費用についての概要を聞いておくと良いでしょう。

猫の血液検査で注意するべき事柄とは?

猫の血液検査

当日朝の食事は、血液検査の結果に影響してしまうので、午前中に健康診断を受ける場合には、朝食を抜いて下さい。
(検査の前は、猫草も与えないようにします。)
水は自由に飲ませてかまいません。

昼以降に受診する場合は、食事に関して動物病院に確認し、指示をしてもらえば安心です。
食事といっしょに何か薬を与えている場合や、持病があって心配な事がある場合も、動物病院に確認して下さい。

血液検査で何か異常が見つかったら

血液検査は、多様な項目を調べる事ができるので、様々な病気について、兆候の段階にあるものでも見つける事ができます。
検査で異常値が見つかった場合には、更に詳しく調べて治療の方針を決めていく事になります。

当初予定していた健康診断の範囲を超えて、詳しく調べたり、治療の必要があると言われた場合には、獣医の先生の説明をよく聞き、納得した上で処置してらう必要があります。

ペット保険の加入も検討してみる

ペットには公的保険が無いので、ちょっとした手術や入院でも、人よりも医療費が高額になってしまう場合が多いというのが実態です。
猫の長寿化が進んでいる事もあり、動物病院のお世話になる機会も増える傾向にありますので、民間のペット保険の加入を検討されてみる事をおススメします。

私の愛猫も、突然の転落事故で下半身麻痺になってしまった事があります。
かかりつけの動物病院での診断には限界があり、某総合大学獣医学部の附属病院を紹介され、ワラにもすがる思いで受診したのですが、CTの検査を1回受けるだけでも20万円を超える費用がかかり、その後も様々な検査や治療を受ける毎に出費が嵩(かさ)んでいきました。

ペット保険にも様々なタイプがあり迷ってしまいがちですが、猫が健康な時にこそ保険に加入する意味があるという事を、ぜひご記憶下さい。

まとめ

愛する猫の健康を保ち、もし病気になっても早期に見つけ、適切な治療をしてあげる為には、定期的な健康診断が欠かせません。
猫は、人間の4~5倍のスピードで老化が進む為、若い時の健康診断は年に一回で良いとしても、加齢に伴って頻度を上げる必要がある事も、ぜひご記憶下さい。

人と同じく、猫の健康診断でも、血液検査はとても大切です。
様々な病気に対して、兆候の段階でも察知できるスグレモノですので、健康診断の際には、血液検査も忘れずに受けさせましょう。

怪我や病気の為に、動物病院で治療を受けると、猫には保険証がありませんから、人間よりも治療費が嵩(かさ)む事の方が多いという実態は、案外忘れられがちです。
先々の事も考え、愛猫が元気なうちにこそ、ペット保険の検討をしておかれる事を、おススメ致します。