猫との暮らし

愛猫に長生きしてもらう秘訣とは?長寿猫にする為の4つのポイント

居眠りする日本猫

かわいい愛猫には、少しでも長生きしてもらいたいものです。

この記事では、猫に長生きしてもらう為にぜひ知っておきたい秘訣についてまとめました。
長寿猫になってもらう為に欠かせない知識を厳選してありますので、ぜひ最後までお付き合い下さい。

猫に長生きしてもらう為の秘訣とは?

猫に長生きしてもらう秘訣とは、猫が日々の暮らしの中で、どのような時にストレスを感じているか(或いは、感じる可能性があるか)飼主が意識できている事です。

なぜなら、ストレスの多い生活を送るほど病気になり易くて寿命が短くなる傾向にあり、逆に、ストレスの少ない生活を送るほど健康の度合いが高まって長寿に繋がる事は、人をはじめ、様々な動物の記録でも明らかにされており、猫も勿論例外ではないからです。

なのでそれぞれのストレス毎にできるだけ先回りして、そのストレスを軽減してあげる事が飼主のできる対策になります。

例えば、飼主が猫の爪研ぎの場所を確保していない事が原因で、猫がソファーで爪を研いでボロボロにしたとしたら、飼主は怒り、叱りつけると考えられます。
その一方で、もし飼主が予め猫の爪研ぎの場所を確保し、猫にそこで爪を研ぐ事を教えていたとしたら、猫はソファーで爪を研ぐ事も無く、叱られる必要も無いでしょう。

そうした猫のストレス軽減の努力を継続し、積み重ねていければ、猫が生きていく中で受けるストレスの総量を、大きく減らしてあげる事ができます。

猫が生涯にわたって受けるストレスの総量を大幅に減らすことができれば、猫の健康状態の水準が底上げされ、病気への耐性も高まるので、自ずと長生きしてくれる事に繋がるという訳です。

上記は、飼主の意識のちょっとした「」に過ぎず、猫が受けるストレスの有無も、この時に限っての些細な事として片付けられるかもしれません。

しかしこうした事が積み重なっていき、年単位で比較してみれば、飼主の意識のちょっとした「」によって、猫が受けるストレスの総量には大きな違いが生まれるであろう事、そしてそれが寿命にも影響する可能性が有る事を理解して頂けるのではないでしょうか?

愛する猫を長寿猫にする為の4つのポイント

愛する猫を長寿猫にする為に、その鍵となるポイントを4つご紹介します。
まずはこれら4つのポイントで、猫のストレス軽減に努めてみて下さい。
猫を気遣うコツを掴んだら、意識してあげる範囲を更に広げていけると良いと思います。

定期的健康診断が、猫の長寿に欠かせない理由

猫の長寿を願うなら、定期的に健康診断を受けさせる事は欠かせません。
なぜなら、病気は早期の発見と治療が肝心ですが、健康診断でしか見つけられない病気が沢山あるからです。

猫には、体調の不良を他者に知られまいとする性質がある為に、何か病気を抱えていても、飼主はなかなか気づき難いものです。
飼主が気づかないまま病気が放置されると、更に悪化したり慢性化したりする可能性が高くなります。

しかし、健康診断を受ければ、獣医さんが猫の体の隅々までチェックしてくれます。
すると、まだ兆候に過ぎないレベルの病気でさえも見つける事ができる場合が少なくありません。
定期的健康診断によって猫の病気を早期に発見し治療する事ができれば、それを怠った場合と比較して猫の受けるストレスの総量には大きな差が生まれ、寿命にも影響する事は明らかでしょう。

猫の完全室内飼育とストレス

現在は猫の完全室内飼育が常識となりつつあります。
屋外には感染症、交通事故、動物虐待、糞害等の様々なリスクや問題があるので、完全室内飼育にメリットが多い事は確かです
でも同時に、ずっと家の中で飼育される事は、自由に外を走り回れるのと比べて、猫にストレスが溜まり易い事も容易に察っしがつきます。
ならば、そのストレスの対策を予め考えてあげる必要があります。

猫を完全室内飼育するのであれば、ぜひキャットタワーを猫の遊び場に設置してあげて下さい。
可能であれば、ぜひキャットウォークの設置も検討して下さい。
(猫の爪研ぎ場の確保もお忘れなく。)

猫には、樹上で狩りをしていた頃の本能が残っているので、高い所に登ったリ、高い所から下を見下ろす事が好きといった性質を持っています。
だから、カーテンに爪をかけてよじ登ったり、タンスの上に飛び乗ったりするのです。

でもそれは、カーテンを傷つけたり、タンスから物を落としたりして人に迷惑がかかるので、猫を叱る飼主が少なくありません。
叱られれば、猫も我慢するようになりますが、それがストレスになっている事を飼主は理解できていません。

完全室内飼育が猫の為になっている事は確かですが、同時に強いストレスの原因にもなっていますので、キャットタワーの設置等の対策をしてあげるのは飼主の義務と言えます。

猫とのスキンシップとストレス

嫌がらない程度に猫とスキンシップする事は、猫のストレス軽減に繋がります。
なぜなら、猫にとって飼主は「お母さん」と同じ大好きな存在であり、大好きなお母さんに遊んでもらう事は、大きな喜びだからです。
大きな喜びは、溜まりかけたストレスも溶かしてしまいます。

猫とスキンシップ

ですから、あなたが家にいる時は、猫とできるだけ遊んであげて下さい。
猫じゃらし等を使って、文字通り遊んであげるのも良いですが、ブラッシングしてあげたり、猫の体のいろいろな所をマッサージしてあげるのも、とても良いと思います。

耳の後ろや首の後ろ、肩甲骨周り等、猫が自分では何もできない所をマッサージしてあげると喜ぶ可能性が高いですが、お気に入りの場所は猫毎に違うので、いろいろな所をマッサージして、喜ぶ場所やマッサージの方法を探してあげて下さい。
喉をゴロゴロ鳴らすようなら、とても喜んでいる証拠です。

マッサージには、凝った筋肉をほぐす効果だけではなく、血流改善の効果も見込めます。
しこりや皮膚疾患等を見つけるきっかけにもなります。
でも何と言っても、猫が喜ぶのなら、それだけで素晴らしいストレス解消になっているのです。

猫のごはんとストレス

猫のごはんは、その成分や栄養面だけでなく、猫が喜んで食べるものを優先して選んであげるのも、ストレス軽減に繋がります。

キャットフードも、各種試してみて、喜んで食べるものを選んで与えて下さい。
猫用の缶詰も、同様にして喜んで食べるものを見つけて、時々あげて下さい。

猫のごはんは、キャットフードだけとは限りません。
魚は勿論、鶏、牛、豚、羊等も、試しにあげてみると良いと思います。
意外な好物が発見できれば、それもストレス対策に繋がります。
(調味料による味付けは無用です。オリーブ油、ゴマ油等の植物性油脂に含まれるリノール酸は猫にも必須の栄養素なので、少量を与えて下さい。)
豚肉等、人間が生で食べない肉は、猫にも加熱してからあげるのが原則です。

玉ねぎ、チョコレート、生のイカ・タコ・エビ等、猫に絶対与えてはいけない食品も少なくないので、未確認の食材は一切与えないのが無難です。

猫の太り過ぎは、運動不足と食べ過ぎが原因と考えられがちです。
勿論、猫の運動量を増やす工夫とか、低カロリーのキャットフードを試してみる等の対策をしてあげるのは良い事です。

でも猫の過食が、何か別の理由によるストレスの反動である可能性もあります。
例えば、毎日が退屈過ぎて、積もるストレスを食べる事で紛らせている、という可能性も考えられます。
猫が太りだしたら、食べ過ぎと運動不足だけでなく、他に何かストレスになっていそうな事は無いか、考えてみてあげて下さい。

私が猫に申し訳なく思っている事

私は、昔飼っていた猫に対して、とても申し訳なく思っている事があります。

猫は、人間の4~5倍の速さで歳をとっていきますので、人間の1週間は、猫にとっては1ヶ月ほどの長さに感じているのかも知れません。
そうした事をあまり深く考えず、私はよく旅行に出かけたり、実家に戻ったりして、頻繁に家を開けていました。

猫の側には常に妻や子供たちがいましたけれども、私に最もなついてくれていた猫には、きっと寂しい思いをさせてしまっていたに違いありません。
当時、既にかなりの高齢であった猫には、強いストレスであったと考えられます。

と、後悔してみても、今更何もしてあげる事はできません。

猫は、あなたよりもずっと後に生まれ、あなたよりも先に旅立っていきます。
そのかけがえのない年月を、猫はあなたに捧げている事を忘れないで下さい。

まとめ

猫の長寿を願うなら、猫が何かストレスを感じていないか、常に意識する事が大切です。
また、猫のストレスの原因が判れば、先回りしてそれを取り除いてあげる心がけも欠かせません。

完全室内飼育が猫にメリットが多いのは事実ですが、活動を制限して大きなストレスになっている側面も、忘れてはいけません。
キャットタワーはその欠点を補い、猫のストレスを軽減する為の秘訣の筆頭と言えるでしょう。
他にも、

  • 定期的に健康診断を受けさせる
  • 猫と遊んだり、マッサージしてあげる等のスキンシップを欠かさない
  • 食事にも気を配る

等、猫の生活の隅々まで気を配り、ストレスを軽減し続ける事で、猫も長生きしてくれる可能性が高くなります。
猫が少しでも健康で長生きするように、惜しみなく愛情を与え続けてあげて下さい。