潜在意識

潜在意識の巨大記憶装置としての機能

記憶装置

潜在意識は、顕在意識から直接見渡す事ができないので、あなたにとって馴染みの薄い存在かも知れません。
本当に存在しているのかどうかすら、疑わしく思われているかも知れません。

でも、このブログの記事をお読み頂ければ、潜在意識の存在に対する疑いは消え、巨大記憶装置としての機能を含め、その重大さや能力の凄さまで理解し、感じて頂けるはずです。
ぜひ、最後までお付き合いください。

潜在意識の第一の機能は「巨大記録装置」

潜在意識には、想像を遙かに超える巨大な記録装置としての機能があります。
そしてこの記録装置としての機能も、更に、二種類に分類する事ができます。

(1)顕在意識の精神活動をサポートする為の記録装置

コンピューターのハードディスクのように、顕在意識が意識した情報は全て潜在意識の記録専用領域に「記憶」として格納されます。

顕在意識が「思い出したい」と意識した記憶は、瞬時に潜在意識によって該当記憶データの検索取りまとめが行われ、顕在意識に返します。
あまりに素早く記憶が意識に返されるので、顕在意識は自分で思い出したとしか感じられず、潜在意識の働きとは気がつかないのですが、この部分については後述します。

潜在意識には、あなたが物心ついてから今現在までに見聞きした事の全てが記憶されています。
自分では「忘れた」と思っている事も、単に今は思い出せないだけです。
それはもう、本当に気の遠くなるほど膨大な情報量です。

例えば、あなたは普段、あなたの小学校の担任の先生の事は忘れて暮らしています。
でも今、あなたが小学校の先生の事を思い出そうとするだけで、先生の顔形から動作、声、先生との様々な思い出やエピソード等を、映画でも見るように心の中で再現する事ができます。

顕在意識潜在意識にアクセスし、潜在意識からの応答情報を、顕在意識の中にあるスクリーンに映して追体験しているのです。

小学校の担任の先生の記憶があなたの記憶に占める割合は、記憶全体から比べれば極めて小さな領域のはずです。
そう考えると、あなたの記憶全体がどれほど巨大なものか、おぼろげながらも想像できると思います。

(2)あなたの人生をサポートする為の記憶装置

100メートルダッシュをした後は、息がはずみ、心拍が早まります。

当たり前ですよね?

100メートルダッシュという強い運動をした事で、全身の筋肉がエネルギーを消費し、その結果血中の酸素濃度が低下したので、普段より多くの空気を肺に取り込む為に息がはずみ、取り込んだ酸素を全身に送る為に、心拍が早まります。

でも、なぜそうなるのでしょう?

あなたは、100メートルダッシュをしようと思ったから、100メートルダッシュをしました。
それは当たり前かも知れませんが、その後に起こる身体の様々な状態変化はなぜ起こるのでしょう?

あまりにも自然な事なので、普段は当たり前の事として済ませてしまっています。
でも、100メートルダッシュをしたからって、肺が「もっと酸素を取り込もう!」と考えた訳でもないし、心臓が「もっと血流量を増やさねば!」と考えた訳でもありません。

全ては、身体全体の様子を細大漏らさず常時監視し続け、身体の状態の変化に応じて体内の各部に命令を発し続けている影の指揮者の働きです。
この影の指揮者は、黙って黙々と働き続けているので、私達がその存在を意識する事はめったにありません。

もうお判りですよね?
この影の指揮者こそ、潜在意識です。
顕在意識に相談する事もなく、黙々と働き続けているので、その存在を意識する事はめったにありません。
だからこその、潜在意識です。

潜在意識の事を「人生をサポートする記憶装置」と書いたのは、誕生してから大人になるまでの成長、人生を通じての様々な肉体的・精神的な問題の全てをサポートし続けている存在だからです。
病気になるとお医者さんに診てもらいますが、お医者さんにできる事の殆どは、患者の自然治癒力をサポートする事でしかありません。

自然治癒力とは、怪我や病気をしても、その殆どが時間の経過に伴って自然に治っていく現象の総称ですが、自然治癒力は潜在意識が働いているからこそ起こる事です。

ほぼ毎年、人体の新たなメカニズムを発見し、医療の発展に貢献した学者がノーベル賞を受賞します。
でもその学者によって発見された事実は、人間の潜在意識の観点から見れば、太古の時代から活用し、場合によっては改善を加えてきた、旧知の事実でしかありません。
私たちは各々、全世界の医師が束になっても敵わない「最強の医師団」を潜在意識の中に持っているのです。

少し話題を拡張し過ぎたかもしれない感じもしますが、潜在意識の役割を深く考えれば考えるほど、その広がりと奥深さには、畏敬の念を覚えずにはおれません。

潜在意識の、二つ目の機能はコチラ!