潜在意識

潜在意識(補足)

潜在意識全体を、様々な機能を担当する複数の「あなた」が忙しく働く「工場」のようなものとしてイメージする事も可能です。

様々な機能を担当する「あなた」

記憶の出し入れ担当の「あなた」もいれば、健康管理担当の「あなた」もいる。
様々な行為を優雅に行わせる自動運転担当の「あなた」もいれば、想念を実現させるべく情報収集・分析に努めるCIAみたいな「あなた」もいる。
更には、あなたを元の状況に引き戻す為の独創的な筋書を書き続けている脚本家の「あなた」までいます。

そのどれ一つをとっても、あなたの顕在意識のこなす仕事量に、少しも見劣りするものではありません。

潜在意識は、顕在意識の十倍ある」

というのは、あなたが意識できている自分と同等以上のパワーを有した「専門職のあなた」が、十人以上あなたの頭の中で、休む事なく働いているという意味です。

あなたが何か新しい物事を成し遂げようとする場合、こうした「専門職のあなた達」全員の賛同と協力を得られるなら、まさに「十人力以上」とも言えるでしょうし、逆にこうした「専門職のあなた達」の理解を全然得ないまま突っ走れば、彼ら全員のパワーで元いた場所に引き戻されてしまうとしても、何の不思議もありません。

人生の主役は常に顕在意識

潜在意識の解説の冒頭で「潜在意識は客体的な意識である」と書いたのに、創造的無意識や想念の実現機能は「主体的機能ではないか?」という疑問を持ったとしたら、あなたが真剣にこのブログを読んでくれている事の証しです。

確かに、創造的無意識も、想念の実現も、それだけを見ると「主体的」に活動しているように感じられます。
しかし、その機能のスイッチを入れるのは、あくまでも顕在意識の側なのです。

顕在意識が思いも感じもしない事は、潜在意識でも一切感知しえない事なのであり、従って実現に向けて動きだす事もなければ、創造的な活動を始める事もありません。

鶏と卵」に近い微妙なケースもあるものの、あくまでも人生の主役は顕在意識であり、潜在意識はそれを補佐したり、守ったりしている「縁の下の力持ち」的存在なのです。

そして「力持ち」と言うだけあって、顕在意識が原付バイク程度のパワーとすれば、潜在意識は自家用車やトラック並みの大きなパワーがあるという事も、併せて記憶しておいて下さい。

潜在意識は更に宇宙意識に繋がっていて「パワーは無限である」というような事も言われていますが、それについては本ブログの範囲外の事とします。

創造的無意識とは?

日本での創造的無意識の紹介者としては苫米地英人(とまべち ひでと)氏が有名ですが、石井裕之氏が自著の中で「潜在意識の現状維持メカニズム(=心のブレーキ)」と呼んでいるのも、創造的無意識を、石井氏なりの言葉で解説しているという事だと理解できます。(石井氏の事は先の仮レポートの読者さんから教えて頂きました。)

創造的無意識のルーツは、カール・ユングにまで遡る必要がありますが、それはとても本ブログで扱いきれる内容量ではありません。
本ブログでは創造的無意識の解説は概要にとどめ、利用法の方に重点を置いて解説したいと思います。