潜在意識

潜在意識の不思議な性質

潜在意識の機能

いろいろと書いてきましたが、潜在意識があなたの敵であるはずがありません。
思ったように事が運ばない時には、潜在意識がどのように働いているのかを理解し、潜在意識の力を借りて願望実現を達成するという思考に切り替えていく必要があります。

この記事では、潜在意識が持つ不思議な性質について解説し、潜在意識を思ったように働かせるコツをご紹介します。

潜在意識はあなたを守ろうとしてきた

潜在意識は、あなたを守る為に、あなたが生きてきた実績を重んじ、実績の無い事にはなるべく手を出さないように、仮に手を出したとしても、すぐ手を引っ込めたくなるように、あなたを陰からガイドしてくれているのです。

だから、あなたの無事を願えばこその、そうした働きである事は、ちゃんと理解してあげて下さい。
自分で自分を敵視しても良い事はありません。

潜在意識を見方に付ける配慮とは?

でも、あなたが過去と決別し、新たな願望に向かって立ち上がろうとする時は、潜在意識の役割や機能の事も理解して、潜在意識が願望実現の障害として働かないようにする配慮が不可欠となります。

その配慮とは、あなたがやろうとしている事が無謀ではない事、ちゃんと地に足のついた行動である事を、あなたが、あなた自身に実証しながら、一段ずつ、着実に階段を登っていくという事です。

顕在意識だけで、根拠も無いのに「大丈夫だ!」と思い込もうとしたり、その裏で「でもやっぱり、ダメかもしれない。」と考えているようでは、(或はこの考えを無理に抑圧しているようでは)あなたの心の動きを細大漏らさず見通している潜在意識としては、危なっかしくて協力する訳にはいかないのです。

潜在意識は、あなたの足を引っ張るどころか、あなたの思い願いを実現しようとする機能も備えています。
しかし、ここにも顕在意識側からの「理解」と「配慮」が必要になります。

理解しておくべき潜在意識の不思議な性質

潜在意識には、あなたの「願い」と「怯え」の区別ができません。

「健康を維持したい!」

と強く願う事ができれば健康を維持できるように潜在意識も協力してくれるのですが、

不治の病に罹るのは嫌だ!

と強く思うと、潜在意識

不治の病に罹る

という思いを実現しようとしてしまいます。
なぜこういう事になるかと言うと、潜在意識には「否定」や「仮定」という概念が存在しないからです。

潜在意識にとっては、

不治の病に罹るのは嫌だ!
不治の病に罹るかも知れない?

といった思いも、青字の部分だけが読めて、赤字の部分は全く理解できないのです。

潜在意識は「意識」とは名ばかりで、顕在意識のようないわゆる意識はありません。
だから無意識とも呼ばれています。
善悪の区別も、好き嫌いもありません。
物事を比べたり、決めたり、選んだりという意識的な事柄とは無縁の存在です。
理解できない」と書きましたが「担当外」の方がしっくりくるなら、こちらでもOKです。眼球は見る担当であって、匂いや音や味は担当外なのと同じです。

新たなビジネスで成功したい」という思いをあなたが持っているとしても、あなたの心の中で「ビジネスで成功したい」という思いと「ビジネスで失敗するのが怖い」という思いのどちらが強いかが、願望達成の成否を分けます。
成功するぞ!

あなたが、あなた自身を偽(いつわ)る事は不可能です。
あなたがいかに

新たなビジネスで成功するぞ!

とだけ思おうとしても、心の底で「成功する」と「失敗するのが怖い」と、相反する思いのいずれが優勢であるかを潜在意識は正確に読み取り、より強い思いの方を実現させようとするのです。
この部分がある為に「思いは実現する」に手放しで賛同する事ができなかったのです。

願望に向かってスタートする時に、「否定的な思いを完全に封じ込める方法」がもしあれば、成功する可能性は俄然高くなるでしょう。
自己催眠」は、有力だとは思います。
願望を紙に書いて、朝晩それを眺めて、成功のイメージを強化する」といったものも、自己催眠から派生した、一つのメソッドと理解できるでしょう。

潜在意識の性質や働きを理解した上で、これを味方にしていく方法については、更に別の記事で解説したいと思います。