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水のトラブルで、業者の高額のぼったくりに遭わない為の対策「3選」

蛇口と猫

蛇口の水漏れや、トイレの詰まり等、水回りのトラブルが起こると素人は困ってしまいますよね。検索

そこで、早速ネットで検索して・・・

ちょっと待って下さい!

そうやって業者を選ぶと、ボッタクリ請求に遭う可能性が否定できません。
メンテナンス業者から高額請求されてしまった被害者から、消費者センターや市役所等への苦情や問い合わせが増えているのです。

この記事では水のトラブルで、ぼったくられずにトラブルを解決する為の考え方や方法について、詳しく解説させて頂きます。

検索して見つかる水道メンテナンス業者は良心的か?

「トイレ 詰まり」とか、「蛇口 水漏れ」とかで検索すると、ヤフーであれグーグルであれ、多くの業者が表示されます。
何か困り事で検索する人の多くは、表示されたページの上から順に業者のサイトを見ていく傾向にあります。

すると、

  • 見積・相談無料!
  • 24時間365日受付
  • WEB割引実施中
  • 限定割引キャンペーン実施中!
  • 最短15分で駆けつけます

といった、いかにも頼れそうでお得そうな売り込みの表示とともに、
「2000円~」とか「3000円~」とか、中には「◯◯◯円~」と、千円以下で済みそうなサイトまであります。

でも、どれも必ず「~」が付いている事を甘く考えないで下さい。

例えば「2000円~」と書いてあれば「最低でも2千円以上はします」という意味しか無いのであって、

マサコ
マサコ
じゃあ、仮に2倍しても5千円以下で済みそうね?

みたいな計算を勝手にしているようでは、もう相手の術中にはまっているも同然と私は考えます。
「2000円~」の標記は、実際の請求額が2500円でも、3万円でも、50万円でも、嘘にはなりません。

水道メンテナンス業者の中には良心的なところも必ずあるでしょうが、この記事は「どうすればボッタクリ請求を防げるか?」という事を解説する目的で書いていますので、どうしても疑り深い内容にならざるを得ません事、悪しからずご了承下さい。

他にも、

  • 顧客満足度No.1
  • また次も選びたい業者No.1
  • 業界最安値に挑戦中!
  • 今だけ、◯千円値引き中!
  • 感謝のお客様の声がこんなに沢山!
  • 迅速、丁寧、良心的な料金設定!

等々、セールストークもキリがありません。

でも、このような文言を根拠に業者を選んでも、殆ど意味がありません。
こうしたトークを業者が自社のサイト上で行ったところで、その根拠を私達が確認する術(すべ)が無い場合が殆どだからです。
言いたい放題、書きたい放題に書いてあるだけなので、サラッと流し読みすれば十分です。

水道メンテナンス業者にぼったくられた被害者の実例(1)

ネット上で、こんな投稿を見つけましたので、ご一読下さい。

トイレが詰まったので▲▲▲▲に電話をして来てもらいましたが、20分位の修理で(ラバーカップ使用、トイレつまり除去、衛生費、汚物処理代、出張費)等々の名目で207,500円の修理代と消費税10,375円で217,875円もの高額請求されました。
あまりにも高額すぎるので作業員にクレームを言うと大声で逆切れされてしまったので、作業員の前で▲▲▲▲に電話してクレームを言いましたが、一方的に怒鳴られ全く相手にしてもらえず、怖くなって修理代を支払いました。
この請求額があまりにも高いので裁判の事も考えています。

出典:マンションコミュニティ

これは、かなり酷い例だと思います。

とりあえず「今はこれだけしかありませんので」とか言って、1~2万円だけ支払って一旦業者には帰らせ、改めて迎撃体制を整える時間を作るべきだったでしょう。
そして消費者センターか消費者庁等に電話で相談すれば、対応策を教えてもらえたり、場合によっては消費者庁の方から業者に指導してくれる可能性もあります。

裁判を起こすというのは、弁護士の着手金だけで同じくらい費用がかかってしまうので、恐らくは泣寝入りで終わるでしょう。

とにかく、不当な請求額と感じたなら、極力支払いを先延ばしにして作戦を立てる時間を稼ぐ事が大切です。一旦支払ってしまうと、それを取り返すのは(可能としても)とても手間がかかります。

ぼったくられた被害者の実例(2)

また、こんなのもありました。

洗濯機防水パンの交換の見積もりを依頼しようとネットで検索したら、何となく地域密着で安いとか書かれていて良さそうなイメージだったので電話して聞いても「見てみないとわからない」としか答えず、でも見積もりは無料との事で安心してましたが、作業の方が来て見てもらっても「外して見て見ないとわからない」と言い、部品を外した後に初めて「これを全部交換するとなったら38000円(←しかも部品代は別で作業料のみ)かかります。」と言われました。

いきなり高額な金額を言われたので、今日は見積もりだけでやめとくと言うと「ではここまでの作業でその半分で17500円(38000円のネット割引3000円を引いてその半分)になります。」と言われました!
結局、何も修理してもらってないのに無駄なお金を払わされました。

ちなみにCMで有名な■■■■■でも見積を取りましたが、作業費15000円+部品代15000円の30000円ということでした。
これでも高いと思いましたが、●●●●●は作業費だけでそれ以上になるとは!!
本当に思い返すだけで腹立ちます!!!

出典:マンションコミュニティ

安易に検索して、サイトのイメージだけで罠に捕まってしまわれた典型的パターンです。

請求金額は前者よりは控えめですが、やっている事は「詐欺同然」ですよね?
この場合も、無料のはずの見積が出される前に17500円を請求されている訳ですから、約束違反である事を強く主張すべきです。
納得できる答えが得られるまでは1円も支払うべきではありません。

私であれば、こんな支払いは断固拒否できますが、女性が応対した場合には、それにつけ込んでくる可能性が高くなるので、できれば(いかつい)男性が家にいる時に来てもらうと心強いかも知れません。
ちなみに、上記の業者「▲▲▲▲」と「●●●●●」は、この記事を書いている現在でもネットで検索すれば、堂々と商売している事が判ります。

マグネット型広告

上記はネットで検索して見つけた業者のようですが、自宅の郵便受けに時々入っている「マグネット型広告」で宣伝している業者も、ネットで広告している業者と同じで、安易に信用して良い根拠なんてありません。

ネット検索で見つかる業者にせよ、マグネット型広告の業者にせよ、その業者が信頼できる業者なのかどうか、書いてある文言の内容から判断する事は不可能です。

テレビCM等で有名な業者であれば、詐欺的な請求をされる可能性は低くなりますが、その「信用」の分だけ、最初から料金設定が相場よりかなり割高になっている事を覚悟しておいた方が良さそうです。

検索結果のページの中には、5~10社程度の複数の業者を比較して、ランキング形式で紹介しているサイトが見つかる事があります。

これは一般に「比較サイト」と呼ばれているもので、通常はサイトで紹介した業者から紹介手数料を貰う目的で作成されている事が殆どです。

紹介手数料が目的なのであって、訪問者に良い業者を紹介しようとしているとは限らないので、あまり参考にはしない方が無難です。
仮に紹介されていた業者を選んで高額請求されてしまっても、その比較サイトが責任をとってくれる訳ではありません。

それでは以下で、メンテナンス業者の高額のぼったくりに遭わない為の対策をご紹介します。

(1)ぼったくりに遭わない為に「自分でやってみる」

私も、水回りの事など何も学んだ事の無い、立派なド素人です。
でも、アマゾンで購入したウォシュレットを自分で取付ける事が出来ましたし、どうやって分解して良いかさっぱり判らない台所の蛇口の水漏れを修理する事もできました。
トイレや台所の流しの詰まりを直した事も、何度もあります。

ウォシュレットを自分で取り付ける事が出来たのは、そもそも素人でも取り付けられるように組立図まで入っている「キット」を購入したからです。

取り付け作業の途中で、水道管の口径が合わないハプニングが有りましたが、その部品を持ってホームセンターへ行き、店員さんに相談すると、問題を解決できる口径の部品を購入する事ができました。(蛇口や水道管等を分解する時は、水道の元栓を閉める事をお忘れなく。)

台所の蛇口から水が漏れ始めた時も、どうやって取手の部分を取り外せばよいのか判りませんでしたが、Youtubeで検索すると自宅のと同じような蛇口を修理する動画が見つかり、その動画から取手の取り外し方を学ぶ事ができました。
一見ただの飾りのように見え、ペンチでもドライバーでもどうにもならなかったのですが、実はカッターの刃先を引っ掛けて持ち上げると簡単にフタがはずれ、その中にプラスネジの頭を発見する事ができたのです。

後は蛇口を分解しパッキン関連の部品を取り外して、やはりホームセンターへ持って行き、店員さんにどれを買えば良いのか教えてもらう事ができました。
私の場合、たまたまYoutubeで答えを見つける事ができましたが、もしそうした動画が見つからない場合は、やはりホームセンターへ言って、似たような蛇口を店内で見つけ、店員さんに分解方法を質問すれば、すぐに教えてもらえると思います。

台所の蛇口のパッキン交換は、業者に依頼すれば、どんなに安くても2千円はするでしょう。
でもホームセンターで買ったパッキンは、3個で240円でした。

最近は「DIY」という言葉が一般化してきています。

DIY(ディー・アイ・ワイ)とは、素人(専門業者でない人)が、何かを自分で作ったり修繕したりすること。英語のDo It Yourself(ドゥ イット ユアセルフ)の略語で、「やってみよう」の意。「D.I.Y.」とも。
出典:Wikipedia

ネットには参考にできる膨大な情報がありますし、大型のホームセンターへ行けば、水回りに関してプロレベルの知識を持った店員さんに相談する事もできます。
あなたがその気にさえなれば、パッキンの交換程度の事は「案ずるより産むが易し」で、意外なほど簡単にできる可能性が高いと思われます。

トイレの詰まりであれば、千円程度のラバーカップで治る事も多いですし、トイレ近くにあるマンホール(私の家の場合は、直径30cm程度のコンクリート製です。)のフタを開けてみれば、トイレットペーパー等が詰まっていれば簡単に取除く事っもできます。
蛇口の分解等で使う道具にしても、普通のプラス・マイナスドライバーとナットレンチ程度で十分な場合が殆どです。
ぜひ、試してみて下さい。

DIYをおすすめはしますが、例えば止水栓を止めずに蛇口の分解を始めてしまう等、基本を無視した無謀なチャレンジは、第三者にまで被害を及ぼしてしまう可能性も有ります。
水まわりのトラブル対応には、そうしたリスクが伴うものであるという事をしっかりと自覚して頂いた上で、自己責任でお願い致します。

(2)ぼったくりに遭わない為に「安心できる業者に依頼する」

自分で修理するのが面倒だとか、自信が無いと感じられる場合は、安心できる業者を見つけて、そちらに依頼される事をおススメします。
安心できる業者とは「水道局指定工事店」に指定されている業者です。
(自社のホームページで「水道局指定工事店」である事を宣伝している所も多いですが、本当かどうか確認するのが難しい場合が多いです。)

例えばあなたが〇〇市△△区にお住まいの場合は、

〇〇市△△区 水道局指定工事店

と検索窓に入力して検索してみて下さい。

検索結果のページには、数個の広告の表示の下に、お探しの市役所や区役所のサイトが見つかるはずです。
そしてそのサイトには、その市や区の水道局指定工事店の一覧がPDF形式等で閲覧できるようになっているはずです。
更にそのPDFの中を見て、ご自宅に近い業者を選んで電話してみて下さい。

これで100%満足できる業者が見つかるとは断言できませんが、少なくとも詐欺的な商売をしている可能性はほぼ無いはずですし、万が一そんな扱いをされた場合には、市や区にクレームを上げられますから安心です。

(3)ぼったくりに遭わない為に「メーカーに問い合わせる」

例えばTOTOのトイレが故障した場合であれば、TOTOの顧客サポート窓口に問い合わせると、TOTOの技術者か、TOTOと提携関係にある業者を手配してもらえる可能性があります。
この場合、詐欺的な料金を請求される可能性は殆ど無いですし、修理を受ける場合も、リーズナブルな金額で収まる可能性が高いです。

なぜならば、ネットに広告を出している業者は、問合せてきた客から手数料や部品代を支払ってもらって利益を得る事を主目的としているのに対し、メーカーのサポート窓口や、メーカーが手配してくれる業者は、メーカーのサービスに顧客が好印象を持ってもらう事に重きが置かれていて、修理代金で稼ごうという意識は、比較的弱いからであると推測されます。

私の実家のウォシュレットが故障したので、TOTOの顧客サポート窓口に問い合わせたところ、提携している業者を手配してくれました。
想像していたよりずっと早く訪問してくれて、20分ほどの作業で修理が完了し、3千円を請求されたのですが、私が千円札を持っておらず、技術者の方もおつりを用意するのを忘れておられて、その場で決済できなくなってしまいました。

自宅から車で5分ほどの所に郵便局があるので、

「郵便局まで一緒に行きましょう。」blank

と提案したのですが、

「いやぁ、今回は結構です。」

とニコニコしながら辞退して頂いたので、私もそれに甘えてしまいました。
こんな事は、ネットで一生懸命広告を打ってるような業者では、まず起こり得ないと思われます。

ただし、トイレを新品に交換する必要があるような場合は、メーカー指定の業者から購入すると「定価」で買う事になる可能性が大です。
そういう場合は正直に「どこから買えば安く済みそうですか?」と質問すれば、親切に教えてもらえるでしょう。

夜間や休日に対応してくれる業者は便利ですが、そのコストが料金に加算される事をお忘れなく。
逆に、平日の9:00~17:00までくらいしか営業していない業者は、余計なコストが省ける可能性が高いと言えます。

例えば日曜日の夜に水回りのトラブルが発生した場合、可能であれば翌日の日中に修理に来てもらうようにする事が可能であるなら、休日や夜間にかかるコストを節約する事ができます。

まとめ

スーパーマーケットや家電量販店のように、店舗を構えて、継続的に良い品を安価に提供する事で、顧客にリピーターになってもうらう事が期待できる業種とは異なり、めったに故障する事の無い水回りのトラブルを解決するサービスの場合は、安価にサービスを提供してリピーターになってもらう事に期待するよりも、二度とその客から注文がもらえなくなろうとも、できるだけその場で多額の部品代や作業代を支払ってもらうように頑張った方が儲かると考えるのも、無理もないところがあります。
(程度問題ですが・・・?)

その為、ネット広告等で安易に業者を選ぶと、ぼったくり業者に問い合わせてしまい、高額の料金を請求されるだけでなく、後々まで嫌な記憶を引きずらされる可能性が高くなります。
実際、高額請求されてしまった被害者からの、消費者センターや市役所等への苦情は、近年特に増加傾向にあります。

こうしたトラブルを避ける為に、

  • 自分で修理にチャレンジしてみる(DIY)
  • 水道局指定工事店の中から選んで依頼する
  • メーカーの顧客サポート窓口に相談してみる

の三つの選択肢をご紹介しました。
ぜひ、あなたのニーズに合わせて選んでみて下さい。