潜在意識

アファメーションの壁を乗り越える鍵は「感謝」の気持ちを忘れない事

感謝

潜在意識を自己実現のツールとして活用する為の方法として、アファメーションをご紹介しました。

アファメーションを簡単に言えば、実現したいと願う自身の未来を、あたかも既に実現したかのように強力に、且つ、継続的にイメージする事により、潜在意識がそのイメージを実現する方向に誘導する方法です。

しかし、実際にアファメーションを習慣的に継続して行っているのに、いつまで経っても望む未来が実現しないケースも少なくありません。
短時間ならアファメーションに集中する事ができても、その他の時間にネガティブな思考が湧き出てくるのを抑える事が難しいからです。

このように、アファメーションだけでは乗り越えがたい壁にぶつかった時、どうすれば良いのでしょうか?

本記事では「感謝」の気持ちを思い出す事による、有効な対策をご紹介させて頂きます。

悲観的思考と楽観的思考のバランス

例えば「月収を現在の2倍にしたい」というのが願望であるとすると、仮に現在の月収が20万円であれば、

「私は既に月収40万円を得ており、快適な生活を満喫している」

という理想の状態をなるべくリアルに、様々な角度から、繰返しイメージするアファメーションが必要になります。

これだけであれば、凄く簡単な事に思えてしまいます。
でも、そうやって一時的に願望が実現した空想に浸る事ができるとしても、アファメーションしている以外の時には、月収20万円の現実と向き合い続ける事が必然となります。

家賃が◯◯円で、光熱費が◯◯円で、食費は◯◯円。
更には、クレジットカードや、税金、保険料の支払等々、と出費が続き、買いたいものがあっても我慢しなければならない現実から逃れる事はできません。

すると、ついついため息が出て、
失望
「あ~、自分は貧乏だな~。給料も全然上がらないしな~」

などと独り言が出てしまったりします。

これって悲観的思考の見本みたいなもので、完璧な負のアファメーションですよね?
(負のアファメーションは、本人の望む未来とは逆の現実を引き寄せてしまいかねません。)
心の底から湧き出た実感であり、これ以上リアルなアファメーションは不可能なくらいです。

仮にプラスのアファメーションを毎日30分続けていたとしても、こんなネガティブな思考に支配された暮らしを続けていれば、負のアファメーションに圧倒されてしまいそうです。

潜在意識は、プラス(楽観的思考)とマイナス(悲観的思考)のどちらをえこひいきする訳でもなく、ただ顕在意識がより強くイメージした世界を実現していく事になりますから、悲観的思考が支配的な負のアファメーションには対策が必要です。
(これが潜在意識の恒常性維持機能の原動力になっています。)

現在は過去のあなたがイメージした世界。という事は?

月収20万円の生活に満足できていないからこそ「月収を2倍にしたい」という願望を設定したのですから、現実に戻った時にはお金に満たされない実感があって当然です。

大切なのは、現在のあなたは、過去のあなたが実現させたものであると正しく認識する事です。
間違っても、会社とか、政治とか、或いは上司とか、不満を感じている原因を、自分以外の他者のせいにしてはいけません。

そして「未来の自分は現在の自分が実現していくもの」と強く意識し、ネガティブな感情が出てきた時には、急いで未来の為のポジティブな思考に置き換えるのです。

例えば家賃を振込む時、

「高いな~、やだな~。またお金が出ていく~」

と感じたとしても、その想念を自由にさせておくのではなく、すぐに、
自信
「今月も家賃が払えた。ありがたい。自分には生活力が有る。」

というポジティブな感情と置換えてしまうのです。
家賃に限らず、お金を払う時には常に、そのお金を支払う事ができる自分をプラスに評価し、感謝する習慣を身につけて下さい

いくら感謝しても足りない、あなたの暮らし

人の欲には限度がありません。
でもそれ自体は、何も悪い事ではありません。
実現したい未来があるからこそ、人は頑張れるというものです。

でも、現状に不満を抱き、嘆くべきではありません。
不満や嘆きの感情は潜在意識にマイナスのエネルギーとして沈殿していき、そうしたものが具体化した未来を引き寄せてしまいます。

一方、どんな事にも感謝の気持ちを感じながら接していければ、不満や嘆きとは真逆のプラスエネルギーを潜在意識に送り込む事ができます。
人は感謝の気持ちでネガティブになる事はできないからです。

  • 生きている事
  • 五体満足な事
  • 美味しくご飯が食べられる事
  • 月収20万円が確実に振込まれる仕事に就いている事
  • 屋根のある家に住み、温かい布団の中で眠れる事
  • テレビや冷蔵庫、クーラーやパソコンといった家電製品を所有している事
  • 口座に残高が有る事

そんな事に日々感謝して暮らしている人は、めったにいないでしょう。

「当たり前だ!」

と思い込んでいるからです。
でもそれは、日本にいるからです。

世界には、住む家も無く、食べ物だけでなく、清潔な水さえも飲めずに、毎日ギリギリの生活を強いられている人が何百万人もいる事を忘れているからです。
そうした事に意識を少しでも向ける事ができれば、自分がどれほど恵まれた環境の中で暮らしているかについても、気づく事ができるはずです。
そうすれば、平凡な自分の毎日が感謝の連続である事にも気付けるはずです。

不満や嘆きに覆われた生活から、いつも感謝を忘れない生活へと変わった瞬間から、あなたの潜在意識もあなたの願望達成に向けてゆっくりと、しかし強力に動き始めます。

感謝する心は非常に尊く、不満や嘆き等とは真逆のパワーに満ちているからです。

まとめ

自身の願望実現に向けて、その夢の未来を強くイメージするアファメーションは、潜在意識のスイッチをONにする為に、とても有効な方法です。

しかし、現在の日々の暮らしが不満や嘆きに満ちたものである限り、せっかくのアファメーションの効果も帳消しとなり、潜在意識は恒常性維持機能の発動によって、不満や嘆きに満ちた未来を引き寄せてしまいます。

ところが、少し視点を変えてみれば、現在の自分がどんなに恵まれた境遇にあるかを悟る事ができ、感謝の気持ちを感じずにはおれなくなるはずです。

どんな事にも感謝を忘れない心は極めて尊く、ポジティブなエネルギーに満ちています。
自分に与えられている全てのものに対して、それがどれほど感謝しても感謝しきれないほど貴重なものである事に気づいて下さい。
そうすれば、アファメーションの壁など、もう存在する事すらできません。

アファメーション毎日のアファメーションでも、自分が望む未来が実現している事をイメージする訳ですが、その時にも自分の願いが実現した事に対して、深く感謝の気持ちに浸るようにして下さい。
単に願望が実現しているイメージングを行うよりも、よりリアリティが増すので、アファメーションの効果が強くなる事が期待出来ます。